掃討継続とマレーシア首相 総選挙先送りの見方も

 【共同】フィリピンの武装集団ら約200人がマレーシア・ボルネオ島に上陸し村に立てこもった事件で、マレーシアのナジブ首相が7日、現場のサバ州ラハダトゥで記者会見し、5日開始した掃討作戦は「武装集団が降伏するまで続ける」と述べた。武装集団と関係が深いとされるフィリピン在住の男性が7日呼び掛けた停戦提案も拒否した。

 ナジブ氏は月内に下院を解散し、4月に総選挙が行われるとみられていたが、先送りするとの見方も出ている。

 武装集団は、周辺でかつて栄えたイスラム教国、スルー王国の末裔を名乗り2月中旬に島に侵入。マレーシア当局の最新の発表では、3月1日以降の交戦で武装集団のうち少なくとも52人が死亡、治安部隊も8人が死亡した。国連の潘基文事務総長は6日、双方に暴力停止を呼び掛けた。

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