汚職の量刑短縮を提案 全人代の代表に非難殺到

 【共同】北京で開会中の全国人民代表大会(全人代=国会)の代表(議員)がこのほど、10万元(約150万円)以上の収賄罪の量刑について、「10年以上の懲役または無期」とする刑法の現行規定を「10年以上」から「1年以上」に短縮するよう提案したところ、「腐敗官僚を守るのか」と非難の声が殺到している。

 中国メディアによると、代表は広東省の弁護士。刑法は1997年に制定されたが、その後経済成長によって物価は上昇。代表は「現在の10万元は97年当時の1万元程度の価値しかない」として、物価上昇を加味して量刑を10分の1に短縮すべきと主張し、全人代に提案する議案を作成した。

 議案の中身が明らかになると、インターネットなどで「不正官僚だけが得する法改正だ」などと怒りの声が続出。代表はその後、量刑を「5年以上」と修正した。

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