サファースティーン氏死去 原爆開発で防ちょう活動

 【共同】ネイサン・サファースティーン氏(米原爆開発計画の防ちょう活動に従事)AP通信によると、5日、ニューヨーク市内の自宅で死去、92歳。死因は不明。

 第2次大戦中、ニューメキシコ州のロスアラモス研究所で原爆開発「マンハッタン計画」の防ちょう活動に従事。情報漏れを防ぐため、計画に参加する科学者らの電話を盗聴するなどした。

 広島に投下される直前の原爆「リトルボーイ」にサインしたことを後になって明かした。原爆被害の実態調査のため、日本を訪れた医師団に同行したこともあった。

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