再交渉困難と通告 TPP参加で先行国

 【共同】環太平洋連携協定(TPP)交渉参加国のうち、遅れて参加表明したカナダとメキシコが、先行参加国から、既に交渉が進んでいる内容を見直すなどの再交渉要求は困難と通告されていたことが8日、民主党政権当時の政府関係者への取材で明らかになった。

 安倍晋三首相は近く日本の交渉参加を正式表明する方針。交渉を通じてコメなどの重要品目を対象に関税撤廃の「例外」を確保したい考えだが、カナダやメキシコと同様の通告を受ける恐れも否定できない。

 このため参加に反対する農業団体などを中心に懸念が広がるのは確実。一方で、交渉入りが遅れるほど自由貿易推進の国際的なルールづくりに日本が関与する余地が少なくなるとして、早期参加を促す要因になる可能性もある。

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