脱原発へ日本と協力 独環境相、廃炉支援も

 【共同】ドイツのアルトマイヤー環境相は11日までに、同国が進める2022年末までの脱原発に向け、スマートグリッド(次世代送電網)や蓄電技術の開発などで日本との協力を深め、省電力や再生可能エネルギーの普及を進める考えを示した。共同通信との電話インタビューで述べた。

 環境相は再生エネルギー関連の新たな産業を生み出すことで「ドイツからエネルギー革命を起こす」と述べ、脱原発の方針は揺るがないと断言。日本政府から要請があれば、東京電力福島第1原発の廃炉作業を支援する用意があるとも表明した。

 ドイツは福島の事故を受け脱原発にかじを切り、再生エネルギーの普及を進めている。環境相はメルケル首相とともに脱原発政策を統括する立場にある。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  2. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  3. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  4. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
  5. アメリカ在住者で子どもがいる方なら「イマージョンプログラム」という言葉を聞いたことがあるか...
  6. 2024年2月9日

    劣化する命、育つ命
    フローレンス 誰もが年を取る。アンチエイジングに積極的に取り組まれている方はそれなりの成果が...
  7. 長さ8キロ、幅1キロの面積を持つミグアシャ国立公園は、脊椎動物の化石が埋まった岩層を保護するために...
  8. 本稿は、特に日系企業で1年を通して米国に滞在する駐在員が連邦税務申告書「Form 1040...
ページ上部へ戻る