脱原発へ日本と協力 独環境相、廃炉支援も
- 2013年3月11日
- 世界のニュース
【共同】ドイツのアルトマイヤー環境相は11日までに、同国が進める2022年末までの脱原発に向け、スマートグリッド(次世代送電網)や蓄電技術の開発などで日本との協力を深め、省電力や再生可能エネルギーの普及を進める考えを示した。共同通信との電話インタビューで述べた。
環境相は再生エネルギー関連の新たな産業を生み出すことで「ドイツからエネルギー革命を起こす」と述べ、脱原発の方針は揺るがないと断言。日本政府から要請があれば、東京電力福島第1原発の廃炉作業を支援する用意があるとも表明した。
ドイツは福島の事故を受け脱原発にかじを切り、再生エネルギーの普及を進めている。環境相はメルケル首相とともに脱原発政策を統括する立場にある。
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