日産、5車種をリコール〜エアバッグの不具合で

 日産自動車は、エアバッグの不具合で2013年型の5車種をリコール(回収・無償修理)する。

 ロイター通信によると、日産は運輸省道路交通安全局(NHTSA)に対し、衝突時にエアバッグが適切に作動しない恐れがあると報告している。

 対象車種は、米国内で販売された日産ブランドの「アルティマ」「セントラ」「パスファインダー」「リーフ」と、インフィニティ「JX35」で、合計台数や製造年は公表されていない。

 NHTSAによると、乗員が座席に座っていることを確認するセンサーが作動しない場合、衝突時にエアバッグが作動しない可能性がある。

 不具合をめぐる事故や負傷はNHTSAに報告されていない。

 日産はこのほか、12年9月1日から10月4日にかけて生産された約400台のセントラをリコールする。燃料タンクが適切に密閉されていないため、少量のガソリンが漏れる恐れがあるという。

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