コンチとBMW、自律走行車でタッグ〜フリーウェイでの活用目指す

 独サプライヤー大手のコンチネンタルは、フリーウェイで活用できる自律走行車の開発へ向け、BMWと2年間の技術提携を結んだ。

 ワーズ・オートモーティブ・リポーツによると、サプライヤーとして初めてネバダ州で自律走行車の承認を得たコンチネンタルは、2020年までにフリーウェイへのアクセス実現を目指す。

 コンチネンタルとBMWは、複数の原型車を通じ、インターチェンジや料金所などフリーウェイでの走行に必要な条件を分析する。

 コンチネンタルのエルマー・デゲンハート最高経営責任者(CEO)は、1月の北米国際自動車ショーの場で、長距離レーダーやセンサー・フュージョンなど基本的な技術は開発済みであると説明。16年までには、交通渋滞時に低速での走行が可能になる一方、高速走行の実現は25年までずれ込む可能性もあると述べた。

 コンチネンタルでは現在、従業員1300人以上が自律走行に必要な技術に従事している。

 同社は11年、欧州連合のプロジェクトの一環で自律走行車を製造したほか、ネバダ州では12年、1万5000マイル以上走行できるロボット車のライセンスを取得した。

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