ロイター通信社員を起訴 米、アノニマスに情報提供

 【共同】米捜査当局は14日、国際的ハッカー集団「アノニマス」に情報提供して米メディアへのハッカー攻撃を助けたとして、共謀罪で、ロイター通信社員のマシュー・キーズ容疑者(26)を起訴した。AP通信などが伝えた。

 キーズ被告は2010年12月、以前勤務していたカリフォルニア州のテレビ局の親会社、トリビューン社のサーバーへのログイン情報を、チャットサイトでアノニマス関係者に教えたとされる。当時、被告はロイター通信の社員ではなかった。

 当局は、アノニマスのメンバーがこの情報を使ってトリビューン社のサーバーに侵入し、子会社のロサンゼルス・タイムズのウェブ上の記事を改変したとみている。

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