IMF専務の住居捜索 仏経済閣僚時代の職権乱用

 【共同】ロイター通信などによると、フランスの司法当局は20日、国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事が同国の経済閣僚時代に関わったとされる職権乱用疑惑で、公金横領共犯などの容疑でパリにあるラガルド氏の住居を捜索した。

 ラガルド氏は容疑を否定しており、同氏の弁護士は「(今回の捜索で)依頼人が一切の犯罪行為に関与していないことがはっきりするはずだ」としている。

 ラガルド氏はフランスの経済・財政・雇用相を務めていた2008年、サルコジ前大統領の友人の実業家が、元国営銀行クレディ・リヨネと争っていたスポーツ用品大手アディダス株売買をめぐる係争に介入。争いを実業家側に有利な調停に持ち込んだとされる。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  2. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  3. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  4. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
  5. アメリカ在住者で子どもがいる方なら「イマージョンプログラム」という言葉を聞いたことがあるか...
  6. 2024年2月9日

    劣化する命、育つ命
    フローレンス 誰もが年を取る。アンチエイジングに積極的に取り組まれている方はそれなりの成果が...
  7. 長さ8キロ、幅1キロの面積を持つミグアシャ国立公園は、脊椎動物の化石が埋まった岩層を保護するために...
  8. 本稿は、特に日系企業で1年を通して米国に滞在する駐在員が連邦税務申告書「Form 1040...
ページ上部へ戻る