22年後に有罪取り消し 米男性を釈放
- 2013年3月22日
- アメリカ発ニュース
【共同】ニューヨーク州の最高裁は21日、ユダヤ教のラビ(指導者)を射殺したとして殺人罪で約22年間服役した男性に対する有罪判決を取り消す決定を出した。男性は釈放された。米メディアが報じた。
捜査に問題があったことや、生前に犯行を認めていた別の男の存在が判明したことが理由。
事件はニューヨークで1990年2月に発生。宝石強盗に失敗した男が、現場近くで車で出掛けようとしていたラビを銃撃、車を奪って逃走した。捜査当局は失業中だったデービッド・ランタさん(58)を逮捕。物証は乏しかったが、目撃証言と状況証拠から禁錮37年6月の有罪判決が91年に下された。
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