iPS作製妨げる遺伝子 効率・高品質化に京大解明

 【共同】さまざまな組織や臓器の細胞になる能力がある人工多能性幹細胞(iPS細胞)の作製を妨げる遺伝子を、京都大iPS細胞研究所の升井伸治講師らのグループが明らかにし、1日付の米科学アカデミー紀要電子版に発表した。

 体を修復する再生医療で有望なiPS細胞作製の効率化や高品質化に役立つと期待される。

 iPS細胞は、皮膚など特定の形や機能を持つまでに成長した細胞に、「山中4因子」と呼ばれる四つの遺伝子などを導入して作る。

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