フランスからは辛辣な意見 「配慮欠いた」との評も

 【共同】8日死去したサッチャー元英首相に関し、欧州での主導権を英国と競い合ってきたフランスからは辛辣な意見が目立った。ジスカールデスタン元大統領は「自分の方が影響力があると思い込み、交渉相手への配慮を欠いていた」と語った。

 ジスカールデスタン氏は1981年までの大統領任期のうち、最後の2年間がサッチャー氏の首相在任と重なった。「私やドイツのシュミット元首相とは異なり、彼女には欧州統合という大きな視点はなく、(当時の欧州共同体を)自由貿易圏としか捉えていなかった」と述べた。

 フランスでは、炭鉱の合理化などにあたってサッチャー氏が取った強硬姿勢に対する批判も多かった。左派系リベラシオン紙(電子版)は8日「鉄の女、武器を置く」との見出しを掲げた。

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