米ビッグ3、今回も不参加 東京ショー、姿勢に疑問も
- 2013年4月9日
- アメリカ発ニュース
【共同】11月に開催される第43回東京モーターショーに「ビッグスリー」と呼ばれる米自動車大手3社が参加しないことが9日、分かった。米自動車業界は環太平洋連携協定(TPP)交渉に絡み「日本での米国車販売の不振は市場が閉鎖的なためだ」と批判している。だが、市場開放を要求しながら消費者にアピールする表舞台に出ない姿勢には、疑問の声が上がりそうだ。
東京ショーの参加を見送るのはゼネラル・モーターズ(GM)とフォード・モーター、クライスラー。東京ショーは2年に1度開催され、3社は出展の常連だった。だがGMとクライスラーが相次いで経営破綻した2009年以降、フォードも含め3回連続の不参加となる。
ショーを主催する日本自動車工業会の関係者によると、出展申し込みの期限である2月までに3社の応募がなかった。フォード関係者は「予算上の都合だ」と不参加の理由を説明した。
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