17日にサッチャー氏葬儀 各国要人の弔問外交も
- 2013年4月9日
- 世界のニュース
【共同】英首相官邸は9日、8日死去したサッチャー元首相の葬儀を17日に行うと発表した。会場はロンドン中心部の名所セントポール大聖堂で、国葬並みの扱いとすることが決まっている。サッチャー氏は冷戦終結などに当たり国際的に大きな影響力を行使した人物だけに、活発な弔問外交が展開されることになりそうだ。
英王室はエリザベス女王と夫のフィリップ殿下が葬儀に出席すると発表。英首相官邸は「葬儀にはサッチャー氏とつながりのあるさまざまな人々を幅広く招待する」と表明しており、親交があった要人らが各国から招待される見通し。日本政府も首相経験者を軸に特使派遣を検討している。
英メディアによると、サッチャー氏の遺体は9日未明、死去した場所であるロンドン中心部のホテルから運び出された。ひつぎは16日に国会議事堂内の礼拝堂に運び込まれ、葬儀当日は約2.5キロ離れたセントポール大聖堂まで大規模な葬列が組まれる予定。
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