シリア反体制派と会談 英米仏3カ国外相

 【共同】英外務省によると、同国のヘイグ外相と米国のケリー国務長官、フランスのファビウス外相は10日、ロンドンで、シリアの反体制派の統一組織である「シリア国民連合」の代表や、同連合が3月に「暫定政府」の首相に選んだガッサン・ヒート氏と会談した。

 シリア内戦の現状や反体制派への支援について意見を交わした。ヘイグ氏は会談後の声明で「暫定政府ができたことを歓迎する。生産的な協議ができた」と述べた。ケリー、ファビウス両氏は、主要国(G8)外相会合のため訪英中。

 英国とフランスは反体制派強化のため、武器供与の可能性を模索している。AP通信などによると、反体制派側はケリー氏に武器供与を求めたが、ケリー氏は要請に応じず、効果的な組織運営を求めた。

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