日本当局者が核原潜視察 米との抑止力協議で

 【共同】米国防総省は12日、ワシントン州のキットサップ海軍基地で9-11日、「核の傘」を含む抑止力に関する日米外務・防衛当局間の定例協議を開き、日本側が核弾頭搭載可能な潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)トライデント関連施設や原潜を視察したと発表した。

 北朝鮮の核・ミサイル開発進展を受け、米国の核戦力の運用状況を示すことで、日本防衛への決意を示す狙いがある。同省は「米国の抑止力が信頼できることを明確にするものだ」とした。

 協議は年2回開催。今回、日本側は外務省の秋葉剛男北米局審議官、防衛省の真部朗防衛政策局次長、米側はズムワルト国務次官補代理や核戦略担当者らが参加した。

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