787の新バッテリー承認 運航再開に「許可」 米当局、停止3カ月で

 【共同】米連邦航空局(FAA)は19日、バッテリーが発火する重大トラブルで運航停止となっているボーイングの最新鋭機787について、改良後の新バッテリーを承認したと発表した。事実上の運航再開許可に当たり、運航停止から約3カ月で787は再び空を飛ぶことが決まった。

 今回の判断を受けて、多くの787を保有する全日本空輸や日本航空は運航再開計画の策定を本格化する。乗客を乗せての運航再開は6月になる見通し。米系で唯一、787を保有するユナイテッド航空は5月末に運航を再開する計画だ。

 FAAは来週、新型バッテリーを搭載した787が運航に復帰するために必要な最終指示を出す。ボーイングはバッテリー承認を受けて、現在世界に50機ある787の改修作業にできるだけ早く取りかかる方針だ。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 日本では、何においても横並びが良しとされる。小学校への進学時の年齢は決まっているし、学校を...
  2. Water lily 今年は年頭から気にかかっている心配事があった。私は小心なうえに、何事も...
  3. 峡谷に位置するヴァウリアル滝の、春から夏にかけて豪快に水が流れ落ちる美しい光景は必見。島には約16...
  4. 2024年6月3日

    生成AI活用術
    2024年、生成AIのトレンドは? 2017年に発表された「Transformer」...
  5. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  6. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  7. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  8. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
ページ上部へ戻る