トラブルの可能性今後も 787公聴会で米当局幹部
- 2013年4月25日
- アメリカ発ニュース
【共同】米運輸安全委員会(NTSB)は24日、ボーイングの最新鋭機787の重大トラブルに関する公聴会を前日に引き続き開いた。出席した米連邦航空局(FAA)の幹部は「(改良した)バッテリーでもトラブルが発生する可能性はある」と証言した。
FAA幹部のスティーブ・ボイド氏はバッテリーのリチウムイオン電池内の「セル」と呼ばれる部品が異常に高温となる「熱暴走」という現象について「発生するという予測はしていたし、今後も可能性はゼロにはできない」と指摘した。
ただ「致命的にならない仕組みを作っていればいい」とも述べ、トラブルの原因が判明していない中での787の運航再開許可は妥当だったとの立場を強調した。
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