黒田、立ち直って3勝目 持ち味発揮の6回3失点

 【共同】思うようにいかない時にどうしのぐのか。その意味ではヤンキース黒田の渋い持ち味がよく出た6イニングだった。
 「軸になる球が全然ない」と振り返った通り、立ち上がりは散々だった。1回は併殺直後の四球からエンカーナシオンに左越え本塁打され、2回は3ボール1ストライクから外高めをローリーに右翼席へ運ばれた。20日の同カードでは8回途中まで快調にアウトを重ねた相手。この日は一巡目の駆け引きで考えすぎ、後手に回った形だった。
 しかし、そこで折れないのが黒田の真骨頂だ。「諦めないで一球一球、丁寧に投げた」と2回2死から川崎に二塁打されて以降は無安打に抑えた。一巡目に痛打されたことで「だまし、だまし。もう自分の経験しかない」と、さまざまな球種をちりばめて乗り切った。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 日本では、何においても横並びが良しとされる。小学校への進学時の年齢は決まっているし、学校を...
  2. Water lily 今年は年頭から気にかかっている心配事があった。私は小心なうえに、何事も...
  3. 峡谷に位置するヴァウリアル滝の、春から夏にかけて豪快に水が流れ落ちる美しい光景は必見。島には約16...
  4. 2024年6月3日

    生成AI活用術
    2024年、生成AIのトレンドは? 2017年に発表された「Transformer」...
  5. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  6. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  7. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  8. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
ページ上部へ戻る