米通商代表にフロマン氏か ロイター報道

 【共同】ロイター通信は26日、米通商代表部(USTR)の代表にマイケル・フロマン大統領副補佐官(国際経済担当)の就任が有力視されていると報じた。商務長官にはシカゴの女性実業家ペニー・プリツカー氏が浮上しているという。

 フロマン氏は、ホワイトハウスで環太平洋連携協定(TPP)や欧州連合(EU)との自由貿易協定(FTA)に深く関わるなど通商政策に詳しい。昨年の主要国(G8)首脳会議ではオバマ大統領のシェルパ(個人代表)を務めた。

 通商代表は、年内妥結を目指すTPPを担当し、7月に交渉に参加する日本との折衝を取り仕切る。前通商代表のカーク氏は3月に退任し、現在は次席代表のマランティス氏が代表代行を務めている。

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