警官らに賠償求め提訴 NY留学生死亡事故で

 【共同】ニューヨーク市で2月、留学生小山田亮さん=当時(24)=が市警のパトカーにはねられ死亡した問題で、小山田さんの両親の弁護士が3日、市警や運転していた警官を相手取り、計800万ドル(約7億9000万円)の損害賠償を求める訴訟をニューヨークの連邦地裁に起こした。

 弁護士が明らかにした。訴状は、警官が歩行者の安全への配慮を怠って運転し、事故を起こしたと指摘している。

 事故は2月21日未明、ニューヨーク市クイーンズ区で発生。自宅近くで道路を渡っていた小山田さんがはねられた。市警は事故後、小山田さんの両親に、パトカーは刃物を持った人物がいるとの通報を受けて緊急走行中だったと説明した。

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