フィリピン支配域近くに中国監視船 南沙、緊張の懸念再び

 【共同】南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸島でフィリピンが実効支配するアユンギン礁沖に、中国の監視船2隻が7日から停泊していることが9日、フィリピン政府関係者への取材で分かった。中国側の目的は不明。フィリピン側とのトラブルは9日夕の時点で確認されていない。

 南沙諸島は、中国とフィリピン、ベトナムなどが領有権を主張。中国の監視船が居座れば、中国とフィリピンの緊張が再び高まる懸念がある。

 フィリピン政府関係者によると、2隻はアユンギン礁の数キロ沖合にいる。これまでは中国の監視船や艦船が近くを通過することはあっても、停泊することはなかった。

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