ケンタッキー大打撃 中国、鳥インフルで販売減

 【共同】ケンタッキー・フライド・チキン(KFC)を展開する米外食大手、ヤム・ブランズは13日までに、4月の中国でのKFCの売上高が、前年同月と比べ36%減ったと発表した。鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)の感染拡大で、消費者の間に鳥肉離れが広がったためだ。

 同型ウイルスの最初の感染者は3月末に判明。当局は「しっかり加熱した鳥肉は安全だ」と説明したものの、KFCから客足が遠のいた。同社は感染拡大が「売り上げに重大な悪影響を与えた」と説明。ただ「影響は一時的なものだ」とも強調している。

 発表した売上高は、新店舗のオープンの影響を除いた既存店ベースの数値。ヤム・ブランズは中国でピザハットなど他の外食店も運営しているが、KFCの落ち込みが響き、中国事業全体の売上高も29%減少した。

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