シリア会議6月に 米、調整に時間

 【共同】米国務省のサキ報道官は13日の記者会見で、シリア情勢の打開を目指す国際会議の開催が、当初目標の今月末から6月上旬にずれ込むとの見通しを示した。「多くの関係者や関係国が存在する」と述べ、調整に時間がかかっていると説明した。

 国際会議には、シリアのアサド政権と反体制派の双方を呼ぶ方向で米国やロシアが調整を進めている。サキ氏は出席者を発表できる段階ではないとしながらも「できるだけ早期の開催を目指している」と強調した。

 サキ氏はこの日が初めての定例記者会見。シリア情勢への対応などに関する記者団の厳しい追及をかわし、まずは無難なスタートを切った。会見途中でケリー国務長官が突然姿を見せ「質問攻めを見事にこなしている」とサキ氏にエールを送る一幕もあった。

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