乱射の被告が無罪主張 精神疾患理由に

 【共同】昨年7月、コロラド州の映画館で起きた銃乱射事件で、殺人罪などで訴追されたジェームズ・ホームズ被告の審理が13日、同州アラパホー郡地裁で開かれ、弁護側は精神的な疾患を理由に無罪を主張した。米メディアが伝えた。

 被告は事件前、精神科医の治療を受けていたことが判明しているが、弁護側は同日の審理で病名は明らかにしなかった。この日は被告の発言の機会はなかった。

 被告は人気シリーズの新作映画の上映中に銃を乱射して12人を殺害し、70人を負傷させた。検察側は死刑を求刑する方針を明らかにしている。

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