ユーロ圏GDP0.2%減 危機で6期連続マイナス

 【共同】欧州連合(EU)統計局が15日発表したユーロ圏17カ国の今年1〜3月期の実質域内総生産(GDP、季節調整済み)速報値は、前期比0.2%減となった。2011年10〜12月期以来、6四半期連続のマイナス成長で、1999年のユーロ導入後最長となった。昨年10〜12月期の0.6%減からはやや改善したが、欧州債務危機の影響で、ユーロ圏の深刻な景気後退が長期化していることを裏付けた。

年率換算では前期比0.9%減。同2.5%増のプラス成長だった米国との明暗が鮮明になった。日本経済にも改善期待が出る中で、ユーロ圏の長期低迷が世界経済回復の足を引っ張ることへの懸念が高まっている。

EU欧州委員会は今月3日発表の経済見通しで、ユーロ圏の今年の実質GDPを0.4%減と予測している。

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