イラン核、合意なし IAEA「努力続ける」

 【共同】国際原子力機関(IAEA)は15日、イランの核兵器開発疑惑の解明を目指し、同国代表団とウィーンで協議した。IAEAはイランの首都テヘラン郊外にあるパルチン軍事施設への立ち入りなど新たな検証の枠組みの導入を求めたが、イラン側と合意できなかった。

 IAEAは、同施設で核兵器用の高性能爆薬の実験が行われた疑いがあると指摘している。IAEAのナカーツ事務次長は協議後「合意を目指し、努力を続ける」と強調。イランのソルタニエIAEA担当大使は「非常に建設的な議論だった」と述べたが、次回協議の日程は決まらなかった。

 濃縮度約20%のウラン製造を続けるイランは中部ナタンズの核施設に高性能の遠心分離機を設置し、核兵器開発につながるとして国際社会の懸念が高まっている。

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