竜巻被害、20億ドル超 死者の10人が子ども

 【共同】オクラホマ州政府は22日、同州ムーアなどで発生した巨大な竜巻による被害が20億ドル(約2050億円)以上に上る見通しであることを明らかにした。

 また、死亡が確認された24人のうち、10人が9歳以下の子どもだったことが分かった。CNNテレビが、22日の警察発表と独自取材をあわせた情報として伝えた。

 今回の被害額は、2011年にミズーリ州ジョプリンを襲った竜巻の被害の20億ドルを上回るとみられる。AP通信によると、ジョプリンの竜巻ではオクラホマ州よりはるかに多い約160人が死亡したが、建物などの経済的被害は今回の方が大きかったようだ。

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