シリア難民攻撃を計画 トルコ、6人拘束

 【共同】シリアとの国境沿いに位置するトルコ南部ハタイ県の当局者は22日、内戦から逃れてきたシリア人の難民キャンプを狙って拉致や爆弾攻撃を計画したとして、トルコ人6人を拘束したと明らかにした。AP通信などが報じた。

 犯行計画の動機などは不明。当局者は計画が実行される「強い兆候があった」と指摘した。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、トルコには約35万人のシリア人難民が避難している。

 トルコ政府はシリアの反体制派を支援し、国境地帯では治安が悪化。11日にはハタイ県で車爆弾が相次いで爆発し、51人が死亡している。

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