ディーゼル・エンジンの不具合解決〜GM「シボレー・クルーズ」

 2014年型「シボレー・クルーズ」のディーゼル・エンジンに不具合が見つかった問題で、GMのエンジニアは修復が終了したことを明らかにした。

 ワーズ・オートモーティブ・リポーツによると、クルーズの主任エンジニアを務めるゲリー・アルトマン氏は、「工場で問題を早期に発見し、修理を終えた」とコメントした。

 「クルーズ・クリーン・ターボ・ディーゼル」は、GMが国内で発売する初のディーゼル車だ。GMにとっては、昨今の新型車の発売時に部品の欠陥問題を招いただけに、クルーズ・ディーゼルの円滑な投入は最重要課題に位置付けられている。

 アルトマン氏によると、クルーズの2.0リッター・ターボディーゼルに装着されている加圧吸気口がエンジンのスロットル本体との接続を断たれ、5月23日にデトロイト郊外で実施された試験中に試作車が機能停止に陥った。同乗していた記者によると、故障時にエンジンの後部から少量の煙が出たが、運転席の警告灯は点灯しなかったという。

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