食料の3分の1無駄に 国連、廃棄削減訴え

 【共同】世界で生産される食べ物の3分の1が、捨てられるなど無駄になっているとして、国連は世界環境デーの5日、ニューヨークの国連本部で、食料廃棄をなくす工夫に流通業者や消費者ら一人一人が取り組むよう呼び掛ける催しを開いた。

 潘基文事務総長は会場にメッセージを寄せ、膨大な食料の無駄について「何よりも飢えている人に失礼だ。しかしそれだけでなく、エネルギーや土地、水など環境面での負担も莫大だ」と述べ「私たち誰もが工夫できる課題だ」と訴えた。

 国連によると、無駄になっている食料は年間13億トンに上る。裕福な国で消費者が廃棄する分だけでも約2億2000万トンで、サハラ砂漠以南のアフリカ諸国の食料生産全部にほぼ匹敵する。

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