移送の可能性ある限り滞在 籠城1年アサンジ容疑者

 【共同】ロンドンのエクアドル大使館で籠城生活を続ける内部告発サイト「ウィキリークス」創設者ジュリアン・アサンジ容疑者(41)は、19日で大使館滞在1年を迎えるのを機にロイター通信のインタビューに答え、米国移送の可能性が残る限り大使館に滞在する意向を明らかにした。

 アサンジ容疑者は、スウェーデンでの性犯罪容疑で2010年に英国で逮捕され、保釈中の昨年6月19日、エクアドル大使館に亡命申請のため駆け込んだ。

 同容疑者は14日に行われたインタビューで、スウェーデンが訴追を断念しても、同サイトによる米機密文書公開の刑事責任を追及する米国に引き渡される可能性がある限り、大使館を出ないと語った。

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