国際安全基準に日本案 燃料電池車、輸出優位に

 【共同】自動車の安全対策などに関する国際基準を策定する国連欧州経済委員会のフォーラムは27日、ジュネーブの国連欧州本部で会合を開き、燃料電池車の安全基準案を全会一致で採択、基準の大部分に日本の案が採用された。

 燃料電池車は地球温暖化の原因となる温室効果ガスをほとんど排出せず、環境に優しい「究極のエコカー」として注目されている。日本の基準採用で、国内各メーカーは輸出が容易になり、国際的なシェア獲得競争で優位に立てそうだ。

 各社は2015年ごろに量産車の市販開始を目指しており、世界販売台数は25年でも130万台程度の見通し。日本政府は今月、「世界最速普及」を図る方針を閣議決定した。各国は今回採択された世界統一基準に基づき国内法を整備、販売競争が本格化する。

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