上位3選手8強入れず 番狂わせ相次ぐ女子
- 2013年7月2日
- スポーツニュース
【共同】テニスのウィンブルドン選手権の女子シングルス4回戦で、連覇を目指した第1シードのセリーナ・ウィリアムズ(米国)が敗退した。全豪覇者で第2シードのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)とマリア・シャラポワ(ロシア)も既に姿を消しており、上位シード3人が8強入りを逃すという番狂わせが起きている。
S・ウィリアムズは第23シードのザビーネ・リシキ(ドイツ)と2時間4分の熱戦の末、フルセットで敗れた。この大会で5度の優勝と2度の準優勝を誇る女王がベスト8に残れなかったのは、今回が4度目。「彼女はとても良いプレーをした。ショックではない。私はもっと成長しなければいけない」と強がったが、早期敗退に失意の色が浮かんだ。
8人の顔触れが波乱の大会を物語る。4回戦の勝者のうち、四大大会を制した経験があるのは2011年全仏女王の李娜(中国)と同年にウィンブルドンを制したペトラ・クビトバ(チェコ)だけ。世界ランキング46位のカイア・カネピ(エストニア)はノーシードからの進出だった。
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