「断食月停戦」呼び掛け 国連事務総長
- 2013年7月9日
- 世界のニュース
【共同】国連の潘基文事務総長は8日、イスラム教のラマダン(断食月)開始に合わせ、内戦中のシリアの政府、反体制派双方に停戦を呼び掛ける「アピール」を出した。
潘氏はその中で、断食月はイスラム教では「忍耐と慈善と許しの月」だとして「銃を持っている全ての人に、戦闘をやめ、平和の1カ月を人々への贈り物とするよう呼び掛ける」と述べた。
「非現実的だという人もいるだろうと思う。だがシリア国民にはこれを求める権利がある」と強調し、政府や反体制派に「最も真剣な考慮」を求めた。
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