「速度維持装置、動かず」 アシアナ機機長が説明 原因究明、調査の焦点に
- 2013年7月10日
- アメリカ発ニュース
【共同】サンフランシスコ国際空港で起きたアシアナ航空機の着陸失敗事故で、事故原因の調査に当たる米運輸安全委員会(NTSB)は9日、機長が事情聴取に対し、機体の速度を維持する装置が想定通りに作動していないことに、着陸直前に気付いたと説明していることを明らかにした。機長は操縦かんを握っていた副機長の傍らで指導していた。
ただ、記者会見したNTSBのハースマン委員長は、装置の不具合や操作上のミスがあったのかについては言及を避けており、今後の調査の焦点になりそうだ。同機は事故時、目標速度を2割以上も下回る低速だったことが分かっている。
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