事故時の状況把握に全力 米当局、空港運用も調査

 【共同】サンフランシスコ国際空港で起きたアシアナ航空ボーイング777旅客機の着陸失敗事故で、原因の調査に当たる米運輸安全委員会(NTSB)は9日、パイロットらへの事情聴取や現場検証を続け、事故当時の状況把握に全力を挙げた。

 NTSBは同日までに、事故機に搭乗していたパイロット4人全員から事情を聴いた。今後、航空管制官などからも聴取するほか、同空港で最近、航空機が着陸をやり直したケースがないかなど、空港側の運用体制についても調べる方針だ。

 これまでの聴取に対し、操縦室の補助席に座っていた交代要員の別の副機長は、事故直前に機首が上向いていたため滑走路が見えなかったと証言。機体が異常な着陸体勢だったことを裏付けた。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 日本では、何においても横並びが良しとされる。小学校への進学時の年齢は決まっているし、学校を...
  2. Water lily 今年は年頭から気にかかっている心配事があった。私は小心なうえに、何事も...
  3. 峡谷に位置するヴァウリアル滝の、春から夏にかけて豪快に水が流れ落ちる美しい光景は必見。島には約16...
  4. 2024年6月3日

    生成AI活用術
    2024年、生成AIのトレンドは? 2017年に発表された「Transformer」...
  5. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  6. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  7. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  8. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
ページ上部へ戻る