米、量的緩和の規模維持 景気見極め、縮小けん制 FRB、政策据え置き

 【共同】米連邦準備制度理事会(FRB)は7月31日、米国債などを大量に買い入れる現在の量的金融緩和について、雇用情勢に応じて購入規模を「拡大や縮小する用意がある」との方針を据え置くことを決めた。景気動向を見極める姿勢を強調することで、量的緩和の早期縮小観測をけん制した。

 金融政策を決める連邦公開市場委員会(FOMC)の終了後に声明で示した。量的緩和と事実上のゼロ金利による金融政策は現状維持。資産購入の規模も変えなかった。

 景気の現状については「緩慢なペースでの拡大」とし、やや慎重な見方を示した。物価上昇率が低水準にとどまることが「経済成長のリスクになりかねない」とデフレへの懸念を指摘し、現行の緩和策継続が適切との認識をにじませた。

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