東電の安全審査申請了承へ 新潟・柏崎市と刈羽村

 【共同】新潟県柏崎市と刈羽村は5日、柏崎刈羽原発6、7号機の再稼働に向けた東京電力の安全審査の申請方針を了承することを決めた。同市の会田洋市長らは6日、フィルター付きベント(排気)設備の設置について、地元自治体との安全協定に基づき事前了解する方針を東電側に伝える。

 ベント設置をめぐっては、新潟県の泉田裕彦知事と会田市長が、審査申請前に事前了解が必要との見解を示していた。泉田知事は5日にも「放射性物質を薄めるとはいえ外部に放出する設備。性能など変更の余地がある段階で協議が必要だ」とのコメントを出し、あらためて事前了解に慎重な姿勢を示した。

 柏崎市は事前了解に関して、ベントが原発の新規制基準に適合することや、運用面を事前協議するなどの条件を付ける。刈羽村は、安全性を高める設備だと周知することを求める。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  2. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  3. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  4. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
  5. アメリカ在住者で子どもがいる方なら「イマージョンプログラム」という言葉を聞いたことがあるか...
  6. 2024年2月9日

    劣化する命、育つ命
    フローレンス 誰もが年を取る。アンチエイジングに積極的に取り組まれている方はそれなりの成果が...
  7. 長さ8キロ、幅1キロの面積を持つミグアシャ国立公園は、脊椎動物の化石が埋まった岩層を保護するために...
  8. 本稿は、特に日系企業で1年を通して米国に滞在する駐在員が連邦税務申告書「Form 1040...
ページ上部へ戻る