沖縄で米軍ヘリ墜落炎上 住宅地から2キロ
- 2013年8月5日
- 日本発ニュース
【共同】米軍基地キャンプ・ハンセン(沖縄県宜野座村など)敷地内の訓練地区で5日午後4時ごろ、米空軍嘉手納基地(嘉手納町など)に所属する訓練中のHH60救難ヘリコプターが墜落炎上した。同基地が明らかにした。墜落現場は、住宅地から約2キロ離れた基地内の山中だった。防衛省によると、乗り組んでいた4人のうち3人は脱出したが、1人は安否不明。沖縄県警によると、県民が負傷したとの情報はない。
米軍新型輸送機MV22オスプレイの追加配備が進む中、米軍機への懸念が一層高まりそうだ。この日、沖縄県と県内27市町村で構成する基地問題の協議会が、オスプレイの配備中止を政府に強く要請することで一致したばかりだった。
自民党の石破茂幹事長は「極めて重大な事象だ。早急に原因を究明しなければならない」と述べた。小野寺五典防衛相は「しっかりとした再発防止が重要だ」と強調。沖縄防衛局は嘉手納基地に対し「周辺住民に不安を与えたことは遺憾だ」と電話で申し入れた。
この記事が気に入りましたか?
US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします
最近のニュース速報
-
飲食店で印刷メニューが復活~QRコード不評で
-
2024年7月1日 アメリカ発ニュース, 世界のニュース, 環境ビジネス, 米国ビジネス
ウェザーXM、ウェブ3とIoTで気象データに革新 〜 動く気象観測所群の分散型連携網を構築
-
米消費者のガソリン車好き続く~KPMGの意識調査
-
2024年6月27日 アメリカ発ニュース, 米国ビジネス, 自動車関連
対中EV貿易戦争、様々な副作用も
-
傷が早く治る、次世代ばんそうこう~医師との通信も可能に
-
生体認証決済が米国で拡大しつつある 〜 マスターカードやJPモルガンも導入へ
-
米国特許商標庁、出願者らの個人住所流出が再発 〜「不注意」が原因、影響を受けた人たちに通知
-
2024年6月17日 アメリカ発ニュース, 米国ビジネス, 自動車関連
ヒートポンプ技術でEVのエネルギー効率が向上
-
勤め人ら、職場の方針に関係なく人工知能の利用を積極化 〜 マイクロソフトが調査結果を報告
-
ロングビーチ港で世界初の「トライジェネレーション」生産システムを開始