QE3縮小の考え方広め始めた ダラス連銀総裁

 【共同】ダラス連邦準備銀行のフィッシャー総裁は8日、CNBCテレビの番組に出演し、量的緩和第3弾(QE3)を最終的に縮小するという「考え方を国民に広め始めた」と述べ、資産購入ペースを落とす時が近いことを周知しているとした。

 総裁は景気回復が経済見通しに沿えば9月にQE3の規模縮小に着手したいとする一方、資産購入の終了後も事実上のゼロ金利政策を維持すると説明。経済界から金融政策への苦情は受けていないが「エクソンモービルのような大企業から行きつけのクリーニング店まで」あらゆる経営者が、連邦政府の税制や歳出について懸念を示していると述べた。

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