死の2日前、大役果たす 白血病男児、両親の結婚式

 【共同】白血病で余命わずかと診断されたペンシルベニア州の男児(2)が、両親の結婚式に父親の付添人である「ベストマン」として参列した。多くのメディアが報道し注目を集めたが、男児は2日後の5日に亡くなった。

 米メディアによると、男児は2010年10月生まれのローガン・スティーブンソンちゃん。1歳の誕生日を迎えた直後に骨髄性白血病と診断され、昨年7月に幹細胞移植手術を受けたほか、今年3月には腫瘍が見つかり腎臓の一つを摘出した。

 両親は当初、ローガンちゃんの回復を待ち来年7月に結婚式を挙げるつもりだったが、先月に医者から余命2-3週間と告げられたため、予定を繰り上げて今月3日に自宅の庭で挙式した。

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