ラクダ感染源説は時期尚早 MERSで国連機関

 【共同】中東などで感染が相次ぐ「中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルス」の抗体が、オマーンのヒトコブラクダの血清に含まれていたとオランダなどの研究チームが発表したことに関連し、国連食糧農業機関(FAO)は9日、ラクダなどの動物を感染源と結論づけるのは時期尚早とする声明を発表した。

 FAOは、抗体の発見はラクダへの感染を示唆するものではあるが「ヒトに感染するウイルスと同じものかを確認するには、ウイルスを分離し、遺伝子を比較する必要がある」と強調した。

 研究チームの一人は、AP通信に「ヒトコブラクダが感染源の一つである可能性を示す結果だ」と話していた。MERSでは、中東や欧州で感染者40人以上の死亡が確認されている。

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