ソマリアから撤退 MSF、攻撃理由に
- 2013年8月14日
- 世界のニュース
【共同】国際緊急医療援助団体の国境なき医師団(MSF)は14日、内戦状態が続くソマリアでの医療活動を全て終了させると発表した。スタッフへの攻撃を撤退の理由としている。
ソマリアでは昨年、正式政府が発足。首都モガディシオの治安は改善傾向にあるが、人道支援が必要な人は依然、各地に多く、影響が出そうだ。
MSFはソマリアが無政府状態に陥った1991年から同国で活動。これまでにスタッフ16人が殺害された。昨年だけで、ソマリア各地で62万人以上に診察を行ったという。
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