米アルジャジーラ放送開始 市民の反応注目
- 2013年8月21日
- アメリカ発ニュース
【共同】中東の衛星テレビ、アルジャジーラ(本社カタール・ドーハ)の米国版放送「アルジャジーラ・アメリカ」が20日、放送を開始した。欧米メディアと異なる視点を持つことからアラブ諸国では絶大な人気があるが、米国では「反米」イメージもあるだけに、米市民に受け入れられるか注目される。
アルジャジーラ・アメリカは1月、カタールのアルジャジーラが米国のニュース専門テレビ局「カレントTV」を買収して発足した。本社はニューヨークで、ケーブル網などを通じ4800万世帯に24時間体制でニュースを放送する。
米市民に知られたCNNのキャスターらを採用する一方、アルジャジーラの各国支局網など「並外れた報道体制を生かす」(オブライエン社長)としている。初日はエジプト情勢のほか米西部の山火事などを報道した。
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