オンアップとソリッドファイヤーが提携 〜クラウドSSDストレージを提供

 オンアップ(OnApp)とソリッドファイヤー(SolidFire)の両社は、オンアップの顧客がソリッドファイヤーのソリッド・ステート・ドライブ(SSD)クラウド・ストレージを使って高性能クラウド・サービスを市場投入できるようにするために、それぞれのサービスを統合した。

 その結果、オンアップのサービスを採用するクラウド・サービス・プロバイダーらは、ディスク依存度の高いアプリケーション群のためのソリッドファイヤー・ストレージを質の高い管理性とアイオップス(IOPS=Input/Output Operations Per Second)が保証される環境で簡単に提供できるようになる。

 データ・センター・ノーレッジ誌によると、今回のサービス統合は、ソリッドファイヤーのAPI(application programming interface)を使って、オンアップのコントロール・パネル経由でソリッドファイヤーのクラスターを管理できるようにする。

 オンアップを使う顧客企業は、統合サービスを採用することで、クラウド・ストレージ性能を正確かつ迅速に予測でき、個々の利用顧客向けに正確なSSD性能水準や全体的なクラウド・ストレージ能力を保証できるようになる。

 さらに、顧客企業が使っている仮想マシーン群のためのアイオップスを個々の仕様や必要演算力に応じて選べるようになる。

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