アフガンの撤退、加速も NATO事務総長

 【共同】アフガニスタンに展開する国際治安支援部隊(ISAF)を主導する北大西洋条約機構(NATO)のラスムセン事務総長は、2日付の英紙ガーディアンのインタビューで「(撤退予定の)2014年末までの間に部隊の再配置や撤退、削減などがあり得る」と述べ、駐留軍の撤退プロセスを速める可能性に言及した。

 同事務総長は、最近相次いでいるアフガンの警官や国軍兵による米兵らの殺害について「かなりの部分が(反政府武装勢力)タリバンの戦略によるものだろう」と指摘。治安部隊内部にタリバンが紛れ込んでいるとの見方も示した。

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