ミサイルも移動か シリア軍、介入に備え

 【共同】ロイター通信は29日、シリア反体制派の話として、シリア軍がスカッドミサイルや発射台を首都ダマスカス北部にある軍施設から移動させていると伝えた。化学兵器使用疑惑をめぐる米英の軍事介入では軍事施設などが標的になるとみられ、破壊されるのを防ぐ目的があるとしている。

 ロイターによると、シリア軍はダマスカス中心部の軍司令部などから大半の要員を退避させたとされ、アサド政権は備えを加速させているもようだ。

 一方、国営シリア・アラブ通信によると、シリアのハラキー首相は29日、閣僚らとの会合で、米英などが軍事介入に踏み切った場合は、必要不可欠な公共サービスを維持するため、全力を挙げる必要があると訴えた。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  2. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  3. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  4. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
  5. アメリカ在住者で子どもがいる方なら「イマージョンプログラム」という言葉を聞いたことがあるか...
  6. 2024年2月9日

    劣化する命、育つ命
    フローレンス 誰もが年を取る。アンチエイジングに積極的に取り組まれている方はそれなりの成果が...
  7. 長さ8キロ、幅1キロの面積を持つミグアシャ国立公園は、脊椎動物の化石が埋まった岩層を保護するために...
  8. 本稿は、特に日系企業で1年を通して米国に滞在する駐在員が連邦税務申告書「Form 1040...
ページ上部へ戻る