英、シリア攻撃断念 有志連合、仏は参加

 【共同】英下院は29日、シリアのアサド政権が化学兵器を使用した明確な証拠がないとして、英軍のシリア軍事介入参加に道を開く政府提出議案を否決した。キャメロン首相は議会承認なしには介入に加わらない意向を表明、攻撃参加を事実上断念した。一方フランスのオランド大統領は30日、介入に同調すると表明し、米国の目指す有志連合に「参加の用意がある」と明言した。

 オバマ政権にとって英国の離脱は痛手だが、フランスが同調を維持したことで有志連合実現の可能性が残った。オバマ政権は最終決断の時期を慎重に検討している。

 英下院の採決は反対285、賛成272の13票差だった。オランド氏はルモンド紙とのインタビューで「化学兵器を使ったアサド政権が罰を受けないことはあり得ない」と強調した。

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