汚染水、地下水に到達の可能性 タンク漏えいで東電が見解

 【共同】東京電力は5日、福島第1原発で約300トンの高濃度汚染水が漏れた地上タンク付近で、地下水からストロンチウムなどベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり650ベクレルの濃度で検出されたと発表した。「汚染水が地下水に到達した可能性がある」としている。タンク漏えい問題で地下水汚染が確認されたのは初めて。

 原子炉建屋に流入する前の地下水をくみ上げて海に放出する「地下水バイパス」用の井戸が付近にあり、井戸の水が汚染される恐れがある。地下水バイパスは、政府が3日に打ち出した汚染水対策の柱の一つで、早くも対策の見直しを迫られる可能性が出てきた。

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